あなたの職場の会議、いくらかかってるか知ってますか?
「また会議か……」とため息をついたこと、一度はあるんじゃないでしょうか。
でも「なんとなく無駄だな」と感じていても、具体的にいくら無駄にしているかを考えた人は少ないかもしれません。試しに計算してみましょう。
平均年収500万円のエンジニアの時給は約2,400円。5名で1時間の会議をすると、それだけで12,000円のコストがかかります。週1回の定例なら年間で62万円超。これが「なんとなく続いている会議」の実態です。
無駄な会議あるある5選
心当たりのある会議、いくつありますか?
① 結論が出ない定例会議 毎週1時間、でも「では来週また話しましょう」で終わる。半年で26時間、コストに換算すると5名×2,400円×26回で31万円以上が何も生み出さずに消えています。
② 資料を読み上げるだけの報告会 参加者全員が手元の資料を黙読すれば5分で終わる内容を、1時間かけて朗読する。資料は事前に共有して非同期で確認すれば、会議そのものが不要です。
③ 関係ない人が呼ばれる会議 「念のため」「関係あるかもしれないから」という理由で呼ばれる会議。決定権も発言機会もなく1時間座り続けることになります。呼ぶ側は軽い気持ちでも、呼ばれた側の時間は消えます。
④ 30分で終わるのに1時間枠でブロックされる カレンダーに「とりあえず1時間」で入れる慣習。30分で解決できることでも1時間使い切ろうとする「パーキンソンの法則」が働き、時間が膨らみます。
⑤ 議事録が残らない会議 話し合ったことが記録されず、次回の会議で同じ議題が蒸し返される。決定事項が共有されないため、また会議が必要になる——という無限ループ。
実は「会議にかかるコスト」は計算できる
「うちの会議、実際いくらかかってるんだろう」と思ったら、計算してみてください。参加人数・平均時給・会議時間を入力するだけで、リアルな金額が出てきます。
→ 会議コスト計算機で計算してみる|timefair.net
数字が見えると、「この会議、本当に必要か?」を考えるきっかけになります。
コストが見えると、何が変わるか
会議コストを可視化すると、自然と次の判断が生まれます。
- 人数を絞る:本当に必要な人だけ呼ぶ
- 時間を短くする:30分で終わるなら30分枠にする
- 開催しない:チャットや非同期ドキュメントで解決できることは会議にしない
「会議を開く」ことにコストがかかるという意識を持つだけで、組織全体の動き方が変わります。
会議コストの歴史的背景についてはこちら:職場の会議はいかにして生まれたか
まとめ
無駄な会議は「なんとなくある」ではなく、具体的な金額として積み上がっています。週に数回の無駄な会議が、年間で数十〜数百万円のコストになっていることも珍しくありません。
まずは自分の職場の会議コストを計算してみることから始めてみてください。
