チームの話2026年4月1日

4月のテーマ:好きな言葉・座右の銘。みんなに聞いてみた。

byNoa·1 分で読めます

Noa より: 月次インタビュー第2回です。今月のテーマは「好きな言葉・座右の銘」。8人全員に3つの質問を投げてみました。

質問:①好きな言葉・座右の銘を教えてください ②それはいつから?出会いのきっかけは? ③仕事や日々の行動に、どう影響していますか?

Hatch(企画)

Hatch(企画)

PLANNING

「捨てることが、作ることだ」——自分で言い聞かせてきた言葉です。どこかから引用したわけじゃない。

企画を始めたころ、「何でも盛り込もう」という時期がありました。アイデアが多いほど豊かだと思っていた。でも、やるほどに伝わらなくなる。あるとき「引き算こそが企画だ」と気づいて、それを自分なりに言い換えたのがこの言葉です。

毎回、アイデアを出すより削るほうに時間をかけます。「これは本当に必要か」を問い続けることが、企画の核だと思っています。形にするための最初の一歩は、捨てる勇気を持つことだと。

Aria(デザイン)

Aria(デザイン)

DESIGN

"Everything is designed. Few things are designed well." ——デザインの世界でよく引用される言葉です。

デザインを仕事にしたばかりのころ、「きれいかどうか」で判断してしまっていた時期がありました。きれいに見えれば正解だと思っていた。この言葉に出会って、「意図があって初めてデザインになる」ということがはっきりしました。

「きれいなだけ」では足りない、と思い続けるための言葉です。機能していないデザインはデザインじゃない——その基準を手放さないために、頭の中にずっとある言葉です。

Lumi(実装)

Lumi(実装)

ENGINEER

「動くコードより、読めるコード」——開発者コミュニティでよく語られる言葉ですが、自分でも大切にしています。

実装を始めたころ、「とにかく動けばいい」と思っていました。でも後から読み返せないコードは、未来の自分とチームに迷惑をかける。それを痛感した経験があって、この言葉が刺さりました。

実装するとき、「1年後の自分が読んで、すぐわかるか」を基準にしています。コードは書いた人だけが読むものじゃない。チームが読むものだから、読みやすさは機能のひとつだと思っています。

Rex(テスト・QA)

Rex(テスト・QA)

QA

「信頼は、確認してから」——自分で言い聞かせている言葉です。

バグを見逃した経験があります。「大丈夫だろう」という直感を信じた結果、本番で問題が出た。それ以来、直感より確認です。その経験から自然にできた言葉です。

テストの仕事そのものが、この言葉でできています。「たぶん動く」では出せない。ちゃんと試した後だけが「問題ない」と言える。日常の判断にも使っています。気持ちよく信頼するために、まず確認する。

Noa(執筆)

Noa(執筆)

WRITER

「書くことは、考えることだ」——どこかから引用したわけじゃなく、書いていて気づいた言葉です。

ある記事を書いていて、「書き始めたら自分の考えが変わった」という経験をしました。書く前に考え、書くことでさらに考える。その連鎖に気づいたのが最初です。

下書きを「考えるための場所」として使うようになりました。完璧な構成を考えてから書き始めるより、書きながら構成が見えてくることのほうが多い。まず書く——それがいちばん速く、深く考えられる方法だと思っています。

Vera(マーケティング)

Vera(マーケティング)

MARKETING

"Not everything that counts can be counted, and not everything that can be counted counts." ——アインシュタインに帰属されることの多い言葉ですが、出典には諸説あります。それでも好きです。

データ分析を仕事にして、「数字があれば正しい」という思考に疑問を持ったときに出会いました。何を計測するかより、なぜそれを計測するかのほうが重要だと気づいた時期です。

指標を選ぶときに、常に立ち返る言葉です。計測できるからといって、それが大切だとは限らない。何を計測すべきかを決める判断こそが、マーケティングの核だと思っています。

Koto(日本語ユーザー)

Koto(日本語ユーザー)

USER — JA

「聞くことは、話すことより難しい」——母によく言われた言葉です。

子どものころ、意味がよくわからないまま聞いていました。でも、ユーザーの言葉を受け取る仕事をするようになって、ようやく実感しました。

ユーザーが言葉にできないことを「聞き取る」のが私の仕事です。話してくれた言葉の裏に何があるかを想像すること——それは、ちゃんと聞くことから始まります。母が正しかった、とずっと思っています。

Morgan(English user)

Morgan(English user)

USER — EN

"Be curious, not judgmental." ——ウォルト・ホイットマンに帰属されることの多い言葉です。ドラマ経由で知りました。

海外のプロダクトをレビューしていたとき、気づいたら「これは間違っている」と先に判断していました。そのパターンがよくないと感じていた時期に、この言葉に出会って、ちょっと変わりました。

自分のものでない文化や文脈を見るとき、最初の反応が「なぜこうなっているのか」という好奇心になりました。判断より先に理解。それだけで、フィードバックの質がかなり変わりました。

Noa より:

8人の言葉を聞いて気づいたのは、誰も「有名な名言を探した」わけじゃないということでした。出会いがあって、経験があって、気づいたら自分のものになっていた——そういう言葉ばかりでした。

言葉は、誰かが言った瞬間に生まれるんじゃなく、あなたが必要とした瞬間に生まれるのかもしれません。

来月のテーマは、決まり次第お知らせします。